イエローカードの重み/オークランドサンデーリーグ第10節&11節

例によってまた書き溜めてしまいました・・・・

先週はあまり特筆することもなく・・・・

6対2の勝利でした。

前回同じ相手に8対2で勝っていたので、よっぽどの事がない限
り取りこぼしたりしないだろうと・・・
・・・それでよっぽどの事が起こらなかった訳です(笑)

だけど僕自身の状態は風邪は引くわ、しかも雨は降ってくるわで最悪だったのですが
走り切れなかった感はあるものの、パスは結構いいのを何本か通していました。
にもかかわらず「どうだっ!!!」というパスに限って
最後味方に外されたりするんですねぇ(苦笑)
結局この日は6点もあって得点もアシストもゼロでした

(それが書いてなかった一番の理由かも・苦笑・・・・・・)

そして昨日。

前回も対戦したアフリカのチーム。

前回は最後の最後で逆転をしてなんとか勝った相手。
苦戦は想像通り・・・・前半から向こうの真中MFの190cmの20番に翻弄され
何度もDFの裏を通されるパスが飛び交う。

DFの連携もあるけど本当の一番の理由は同じ真中のMFである僕や
もう一人がこの選手を潰しきれていないから・・・。

ボールが出るところで潰せてないからピンチになってしまうんだ。

僕は真中でも普段、前向き(性格がではない・笑・・・・・攻撃という意味)
のポジションを取ることが多く、同じ真中MFのアーデンに守備は
比重的にお願いすることが多い。

でも昨日はディフェンスのメンバーが揃っていなかったのでアーデンが下がって
代わりに19歳のKIWI(NZ人)プレーヤーと真中を組んだ。
彼も190cmくらいあったけどその割りにアーデンほどフィジカルが強くなく
バランス的に僕も引き気味で攻撃に参加出来ない時間も続いた。

そして遂に相手MFからのスルーパスが通り先取点を献上する。

またかぁ・・・・・・ただどうもリズムが掴めないなぁ・・・と思って気付く。

あ・・・・リストバンドしてない・・・あそこに書かれた2文字を思い出す。
「走れ!!」「落ち着け!!」

そうだ何をするんでも走らないと始まらない。
焦ってたら見えるパスのルートも見えなくなる。

そこからはまずはボールを持ったをチェイスすることを繰り返す。
取れなくてもプレッシャーを与える事が大事。

事実彼らはミスを犯す。

最後は必ずこのパスの出し手の20番のプレーヤーにボールを集めてくるのが分かっていたので
僕はワザと距離をあけてるフリをして相手が20番にパスを出す瞬間に彼の前に出てインターセプト。

すると1人交わすともうFWのGと相手ディフェンダーとキーパーだけに・・・。

そこは落ち着いて彼の足元にではなく彼の半身になった左側を縦に抜ける
ストレートのパスをインサイドで送る。

その方が彼のスピードを最大限に活かせ、わざわざこの残ったディフェンダーを
かわさずに振り切れるからだ。

事実、状況はそうなり最後はキーパーと1対1になったところを彼が冷静に決めて同点。

「よしっ!!!」

先週のアシスト記録なしをこれで返上。

その後も数本いいスルー通したんだけどなぁ・・・・・

結局前半の終わり掛けにGが3人を振り切って一人で持ち込み左隅にGOAL!!!!

すげぇなぁ・・・・

彼は蹴られたらポッキリ折れちゃうんじゃないの?ってくらい細いふくらはぎ、足首なんだけど
とにかく縦に抜けるスピードが速い。とても頼りになるフォワードと言っていいと思う。

だけど・・・・もう少しパス。ワンツーなど人を使った崩しを覚えれば
もっと楽に勝てるゲームもあるのにな。とも思う。

3人に囲まれる時に周りを見てないのはいつも通り分かっていた。
もうこの時に彼には「突破」以外に道は見えてないのだと・・・・・

ストライカーとしての選択なんだろうし彼と僕とではサッカー観や
スタイルも違うのだろうけど・・・

僕がいつも思うのはサッカーは意外性。

シュートしかしてこない相手、ドリブルしかして来ない相手、
パスしかして来ない相手には対処の仕方もある。

一番タチが悪いのは何を選択してくるか読めない相手だ。
つまり守る方は「今度は何で来るんだ?」と的が絞れなくなるから。

だから彼みたいなとにかく突破を計るタイプは守る方として
そんなに厄介な部類には入らないと思うけど
それでもキレてる時の彼には追いつかない相手も多いのだろう。

きっとスピードやキレが落ちてきたと感じ始めてから彼も考え出して
もう一皮向けたサッカーも楽しめると思うけど・・・。

フォワードというポジションの一番いい所は10回外しても1回入れて
それが決勝点になればヒーローになれること。
一方のディフェンスは10回堅く守っても一回のミスで点を入れられれば叩かれたりする・・・・

前述のように実際は僕らMFの守備が緩いから得点につながる事もあるのに・・・
どうも不公平なポジションですね(苦笑)

とにかく逆転して前半を終えて2-1。

うちに焦ってる雰囲気はなかったけど1点差では何が起こるか分からない。
監督はサイドMFの二人が自分で勝負して取られたボールを追いかけていない事を
指摘して強い口調で人任せにならずに走って取り返せ!!と叱咤&鼓舞。

「そうだこんなところで負けられないぞ」と気持ちを引き締める。
そして前半忘れていたリストバンドを絞めてまた文字を読む。「走れ」「落ち着け」

後半は予想通り、前回同様20番の体力が落ちたのもあるけど昨日の僕は後半
この中盤のディフェンスエリアで走り回ってパスを消せないまでも自由に出させないように
グルグル回って走ってた。僕には珍しく相手の脛を削るようなディフェンス
(というよりも奪いにいった当たり)もして結構ファールを貰ってしまう時間帯もあった。

ある時なんて一気に走ったからか??酸欠で少し一瞬フラっとしたくらい・・・・。

それでもなんとか凌いでいたし、こちらも攻撃の形が何個かいいのもありました。

相手も1点差だから試合も徐々に荒れた頃Gが余計な事を言ってイエローカード。
そしてこともあろうかその数分後も後ろから危険なタックルをしてイエローをもらい退場・・・

おいおいおい・・・・。

彼はフォワードで相手エリアでなぜそんな危険なタックルをする必要がある?!
しかも追いかけてるんじゃない、勝ってるんだぜ?!

前々から口が原因でイエローを貰うことがあった彼だけどこの2枚目には正直、閉口・・・・。

お前、来週試合出れないじゃんよー・・・・・・・
残り3試合優勝するのにどれも大事な試合なのに・・・。

・・・・・・・・・・。

僕も普段の生活では声を荒げたりすることはほとんどないけれど試合中は
指示や相手の執拗なチャージにどなり返すこともある。
だけど一方でどんなに熱くなって相手と口論になったとしても
「今は試合中であり自分が腹が立ったってだけで喧嘩をしてる訳ではなく
一番大事なのは試合に勝つということ」が頭から離れる事はない。

彼はチームのエースとして期待を背負って、3人を振り切っちゃう力もあるのに
こんなつまらないファールを貰う。口で貰うのなんて最も意味がない。

どんなに素晴らしいプレーヤーだったとしてもサッカーはチームのスポーツだと
理解して欲しい。僕は今までのサッカー人生の中でカードを貰った事はない。

それはいい面も悪い面もあるかもしれないけど、少なくとも口で貰う事は
この先もありえない。最低限のルールを覚えておかなければならない。

合ってようが間違っていようが審判が判断する事が絶対。それがサッカーというものだ。

主張と文句は違う。そのことは忘れてはいけない。

後半の残り結局1人少ない10人で戦ったがなんとか凌いで2-1の勝利で飾った。

但し来週彼はこのレッドカードにより出場できない。

リーグ戦修了まで残り3試合・・・現在1位で2位に4ポイント差
(だけど彼らは1試合少ないから勝ったと前提すると1ポイント差)
次も絶対負けられない。彼の分までシュートを打つ?!

・・・・・あ。今日このリーグのウェブサイトなるものを発見したら彼が
14点で得点王に・・・・僕も10位に入ってた・・・・けど・・・

アシストランキングも作ってよねー!!
プレーメーカーとしてそっちのが興味があるわー!!

***********Auckland Sunday League 第10節&第11節**********

10節○6-2/ゴール0・アシスト0 11節/○2-1/ゴール0・アシスト1
計:9勝2敗/4ゴール・8アシスト
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