ニュージーランド人を世界一フレンドリーにする教育システム

昨日の続き・・・

入学式もどきを終え長男が体験教室で授業を受けている間

校長先生が僕ら家族のためだけに校内を案内してくれると言ってくれました。

実はこの学校は去年、火事に合い色々と校舎を改築している途中なので

その説明もあったのですが一番驚かされたというかショッキングだったのは

とにかく日本とは違う授業の進め方です。

僕らは案内を受けながらその都度教室に入ったり

コンピューターラボに入ったり

ライブラリーに入ったりしたのですが日本のように先生が前に立ち

生徒がその方を向いて机に座るというスタイルではなくて

机があっても基本的には生徒同士で向かい合っている感じ・・・

そして一番驚いたのはライブラリーでの出来事。

同じクラスでも個人個人で得意、不得意分野があるので

例えば18人を2・3人づつのグループで分け

それぞれに何を調べたり解いたらしいかの指示を先生がします。

そして後はその指示に従って生徒同士で進めていくというもの。

見せてもらうとあるグループはYEAR8(小学校4年)の問題を解いていたり

違うグループはYear10(小学校6年)のレベルの調べ物をしていたり。

同じ学年、クラスだからという訳ではなく個々の適正に応じて

内容も変えているとの事でした。

しかもそれこそそれも机に座ってやっているのではなく

床に座りこみながらとかクッションに完全に横たわりながらとかしながら

いや・・・それはどうなんだよ?!(苦笑)

子供同士で進めているのです。

校長先生いわく「ね・・・この間は先生はこっちを向いて生徒を監視してないでしょ・・・
それでも今度は次のグループを呼んで新しい指示を出すわよ・・・」

と言うと正にその通りになっていました。

指示を受けて生徒同士で進めていく授業・・・。

生徒が向かい合いながら話し合いながら進めていく学習・・・・。

世界で一番フレンドリーな国に選ばれたという記事を以前書きました。

たぶん親がそうだから子もそうなんだろうと漠然と思っていましたが

そもそもその親にも子どもの時代が当たり前ですがあった訳で^^・・・

それがどこから来るのかと考えた時にこの光景を目にして
全て納得な答えが見えた気がしました。

小さいうちからコミュニケーションを取って物事を進めていく事が浸透している。

それが当たり前のように日常に起こっていたのだと・・・・

なるほどねぇ・・・・

それで公園に散歩とかに行くと
まるで10年来の友だちのような気軽さで
声を掛けてくるのですね?(笑)

こりゃあうちの僕ちゃんのボーダレスさにも拍車が掛かるな(苦笑)・・・

ひと通り学校を見せてもらい

その他には車での送り迎えは環境に優しくないのでスクーターと呼ばれる

乗り物用に駐車スペースがあったり・・・ありですか?

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送り迎えに犬ごと校舎に入ってきて雑談が始まったり・・・公園ですか?

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何から何まで日本と違っていてすごく斬新でした。^^

でもひとつ気になった事があります・・・。

校長先生の説明の中

学校の中では日本のように靴を脱いで教室に入るのよ馴染み易いでしょ?!

いや・・・・

裸足でサッカーやってるし・・・・

しかも皆が当たり前にだし・・・・

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外で泥んこのなった足を素足で教室に入るのには
何か意味があるのですかぃ?(苦笑)

いやぁでも学校訪問で雰囲気やKiwiの原点を知った気がして

とても興味深い半日でしたねー。

どんな野人になるのか楽しみです(笑)

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