今日、日本は体育の日の振り替え休日だったんですね・・・。
ここニュージーランドではこの振り替え休日ってシステムまだ導入されてません。
何度か議題に上がってはいるらしいのですが今現在は結局このまま。
ただでさえ少ない祝日(数えたら12日でした・因みに日本は16日)なのにこの
中で2・3回は週末とダブって消えたりするんですよね(涙)
さて体育の日で思い出すのはやはり13年前の10月10日初めてワーキングホリデーで
外国(オーストラリア)に飛び出していったあの日のこと・・・。
もう丸13年も経つのですね。
すごく遠い昔の気もするし、今でもとても細かなことまであの頃を覚えて
いてほんのちょっと前の気もします。
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出発前の僕は24歳の営業マン。
スポーツアパレルのメーカーにいてスキーウェアがメインだったので冬のシーズンは
日本中の
小売店を文字通り飛び回っていました。
(北海道から帰った翌日に九州まで移動なんて日もありましたね・苦笑)
まぁ1・2年のヒヨッコは現場を回って仕事を覚えどんどん楽しみを覚えていった半面
どうもこの体育会系のノリの営業が自分には??も多かったのも事実です。
あまっりにも根性論で乗り切る場面がやはり結構あり(苦笑)
ま・・・根性なしの僕は「これは・・・こんな生活は30歳過ぎてからも続けられない・・・」
そんな風に思ったのは新人1年目のシーズンの最後でした。
でも1年で辞めたら何もならないし2年目は1年目よりももっと色々な仕事ができるとも
自分で思っていました。じゃあ3年続けるか?!・・・・
それも正直疑問でした。3年続けたら動くという気もなくなってしまうかもしれないと
いう思いもありました。
(それほど職場や取引先との人間関係にすごく恵まれていました)
そんな時に飛び込んで来たワード「ワーキングホリデー」
(当時のオーストラリアでは)25歳までの人を対象に英語の勉強も、旅行も、仕事もできる
ビザ。そしてこれは一生に一度しかおりないビザとも書かれていました・・・?!
今のようにインターネットもなく限られた情報の中で僕が見つけた響き。
一生に一度だけおりるビザ。
・・・・・そうなのっ??
・・・いやっ、厳密には違ったんですけどね。
オーストラリア、カナダ、NZの3国を制覇したツワモノもいましたから。
だから・・・
正しくは個々の国に対しては一生に一度だけおりるビザ。
・・・・・・あれっ?!今は違うの??
現在はオーストラリア、NZ共にフルーツピッキングなどの人手が不足してる
仕事に就くものにはオーストラリアで1年、NZで3ヶ月の延長が認められています。
時代は変わりますね・・・。
ま、とにかく「一生に一度」なんて言われちゃうと(誰に?!・笑)
これは行かなきゃ損、ソン!!!
と直感的に「コレだ!!」と決めました。
仕事は2年はやる。
その後にオーストラリアへ・・・。
当時は終身雇用の崩壊なんて騒がれ始めていた時期でしたがやはりまだ
仕事を辞めて海外に行くなんてのは全くの常識外だったし
何人かには「現実逃避だ」なんて指摘も受けました。
当時はそんなことは全くないと否定してましたけど
今なら分かりますね。
現実逃避でしたね・・・・いやいや、それも確かにありましたって意味で・・・(笑)。
僕にとってのあの現実を受け入れるということにやはり抵抗があった訳ですから。
それでもその1年の間に自分で色々挑戦して絶対いい経験にしてやる。
英語世界に飛び込むことも。
初めてたった一人で暮らしていくことも。
自分なら絶対それが可能なはずだ!!って信じて疑ってなかったですね(笑)
若いって怖いなぁ・・・・。
実際にはこの選択によって失くしたものもあったのですがやっぱりあの選択は
自分の人生をとても大きく変えた出来事。
あの1年がなければ当然僕は今ここにはいないでしょうしね。
もちろんこの1年の滞在の中には今までに経験したことのないような刺激的な
事も、短い中にも出会いと別れの涙も、そして信じられないようなことに激怒したことも
あったのですが本当に、本当にあの時にオーストラリアに行けて良かったなぁと今でも思います。
昔書いたそのオーストラリアのお話。
ちょっと前から編集し直しています。
まだ最後まで書けていませんがワーキングホリデーってこういうもの
(といっても大分古いですがね・笑)
って興味がある方はこちらもどうぞ:
オーストラリア・ワーホリ‘-DOWN UNDER-
皆元気でいるのかな?!
1件のコメント
若!だいさんにもそんな時代が!
ども1月オークランド行きます。また会いましょう!
あとツウィターフォローしました。フォローしてねん。
ではでは