ニュージーランドからの犬の輸入

こんにちは。

先週は雨が降ったかと思ったら晴天になる。
そして雹が降る。
また天気になり突風が吹くといったおかしな天気が続いた
オークランドですが日曜日は快晴でしたので
やんちゃ坊主ことうちの4ヶ月のラブラドールと
海岸に散歩に行きました。

MISSIONBAYと呼ばれる海岸の前の公園には
家族連れ、カップル、犬との散歩を楽しむ人で溢れていました。

私たちはこちらの主食(と言ってもいいでしょう)CHIPS(ポテトフライ)を齧りながら
しばらくのんびりした後やんちゃ坊主を海に連れて行きました。

少し怖がりながらも波に向かっていく彼はなかなか勇敢でした?!

その後公園内にある噴水プールに試しに入れてみたら
彼の体が浮かんできて慌てながら一生懸命泳ぎ始めたときには大笑いしてしまいました。
初泳ぎです。

なかなか様になっていました。(笑)
これからは時々連れて行ってあげようと思います。


さて延ばし延ばしになってしまっていた犬の輸入
(日本への輸出)についての詳細です。

前回お話したように手配にはいろいろな手続きが必要になります。
日本のお客様に犬を選んで頂き購入をした後から実際に輸出する
までの手続きを書いていきます。

1)
まず日本の農林水産省の動物検疫所に輸入許可書の申請をする。
これは輸入日の40日前までに提出しなければなりません。
またHUNTAWAYの場合生後12週間前のNZからの輸出は認められておりませんので
購入がそれ以前だった場合はブリーダーに飼育を依頼する必要もあり
その追加費用が掛かることがあります。

2)-1
1)に平行してブリーダーに輸出までに必要な手配を依頼する。
日本への輸出する際に政府に認定されたVET(獣医)の健康診断を
受けMAF HEALTH CERTIFICATE(農林省発行の健康証明書)を
取得する必要があります。
またこのVETが農林省(MAF)認定である証明書も必要になります。

2)-2
この証明書の中にマイクロチップの詳細が必要になります。
これは犬の情報をマイクロチップに入れて日本に引き渡す際に
リーダーで読み取る仕組みになっています。
肩と首の付け根にインストールされています。

2)-3
NZは狂犬病指定区域外になるので狂犬病の予防接種の義務は
ありませんがジステンパー、伝染性肝炎、パルボウィルス感染症の
予防接種が勧められています。またそれとは別にNZでは3ヶ月を
過ぎた犬には感染症を予防するワクチンの接種が義務付けられているので
実際はこちらの予防接種を受ける必要があります。

3)
日本の動物検疫所から輸入許可番号をもらったら実際の
詳細を埋めていきます。
(大きさや重さなどは成長によって変化するのでその都度
変更届を提出します)
40日前の申請が必要なのでとりあえずわかるところだけでも書いて申請して
確認できてから再度情報を提供していく形を取った方が
時間のロスが少なくて済みます。

4)輸出業者に輸入許可書と番号を伝え
航空便の予約、MAF書類をNZ政府に提出。
IATAと呼ばれる航空の国際基準に合った輸送用のケージをブリーダーに送り
そのケージに犬を入れて出発前日までに届けてもらう。
(ブリーダーが空港のない遠方にいる場合は
空港までの運賃も考慮する必要があります)

5)全てが確定したら出発前日までに(48時間前までが望ましい)
MAFの最終検査を受ける必要があります。
そして輸出業者は輸出書類のひとつとして
Animal Welfare Export Certificateをもらいます。

6)手続きは以上ですが成田直行便は朝なので出発までの
前日は空港以外での預かり場所が必要になります。
(前回は我が家で預かりうちのやんちゃ坊主と1日だけの
友達になりました(笑))

7)早朝空港まで犬を届け航空会社に全ての書類を提出して
NZでの手配は終了です
⇒その後書類に不備がなければ日本で検査後引渡し。
不備があった場合預かり所にて数日の検査・拘留が必要になるので要注意です。

以上が流れです。

単体で輸入しようと思うと費用も安くはありませんが
ニュージーランドにはHUNTAWAYを含む優れた牧羊犬が
たくさんいます。
(我家では2匹目にシェルティというコリーの小さい犬を検討中です)

前回のこのHUNTAWAYを探している時のお問い合わせで色々なブリーダーに連絡を取り
彼ら(ブリーダー)は横のつながりが強いらしく「今日本から問い合わせをうけているんだよ」
と誰かが言うと「ウチも」「ウチも」と伝わり
誰もが私の問い合わせ話を知ってるという状態だったと後で聞きました。(笑)

あなたの家にも1匹ニュージーランドの牧羊犬はいかがですか?

ダイスケ
daisytrading@xtra.co.nz

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5件のコメント

  1. アバター Yoshio Inui より:

    我が家に居る犬(11歳雄雑種)を日本に送りたいのですが、お手伝いはして頂けるのでしょうか。 もし、出来るのでしたら、必要な期間と費用の概略をお知らせ下さい。

  2. アバター DAISUKE・SATOKO より:

    大変遅くなってしまい申し訳ございません。
    長い間BLOGを見てなくて・・・
    今日から再開します!
    はい、私で宜しければお手伝いさせて頂きます。おおよそ2ヶ月前から用意して経費としては輸出業者にサイド確認する必要があります再度メールにてお知らせします。
    本当に遅れてすいませんでした。

  3. you go steven wood night german site ocean stone water trust

  4. アバター Miyuki より:

    犬の輸出についてGoogleしていましたら貴方のBlogを見つけました。数ページ楽しく読ませていただきました。
    NZ在住も長くなり、そろそろ日本へ帰ろうかと考えてます。愛犬を連れて。
    ちなみに、輸出業務をするエージェントに料金を見積もってもらったら、$2600とでました。高価。でも自分で手続きはやはり困難だろうですので、いまからまだあと数件あるAuckland周辺の会社に見積もりを問い合わせてみようと思います。

  5. アバター masaki sigehito より:

    初めまして当方奈良県在住の正木です。
    Heading dogの子犬を購入を希望しています。
    今年2月に5歳癌で愛犬を亡くしました、わが家にて居たheadingdogは国内では有名な
    フリスビードッグとして活躍しておりました。兄弟犬、等には3年連続日本一に輝いた犬もおります。
    残念ですが日本国内では血縁が濃くなりすぎInブリードとなり繁殖ができません。
    従ってNZよりの輸入を考えております。
    下記のような希望しております。
    1綺麗なトライカラー
    2雄、雌各1頭できれば両親は別
    購入価格(日本到着)
    ご返事頂けましたら幸いです。
    メールのアドレスは
    sigehito@kcn.ne.jp (自宅PC)
     sakura.asyura@ezweb.ne.jp (携帯)
    何れかにご連絡お願いします。
    6300136
    奈良県生駒市白庭台1-2-4
         正木成人
    0743-79-4791
         090-3613-7849

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