昨日に引き続きビザについてです。
今回はワークだけじゃなく永住にも関連するビザの種類についてです。
************************************
Work to Residence work visa (永住するためのワークビザ)
このビザでは最大30ヶ月滞在でき以下の2つのつの目的がある。:
- 滞在期間が未定だが将来的に永住のことも視野にいれている人
- 永住を目的としてるが現在の就業経験では永住権申請の規定に足らないので経験を積む人
就労中に永住権の申請が可能
Work to Residence ポリシーは仕事の確保や永住権の確保を保障するものでなく
永住権に「やや」関連・・・というよりは最初の一歩として使えるビザなのです。
このWork to Residence policy にも3つの種類があります。:
- Talent (Accredited Employers) –
NZ政府に認可された企業(業績、営業形体などを調べて認可がおりた企業)で働く場合。もしこのような企業で55歳以下で(・・・よくよく年齢を気にする国ですね・笑)働く場合
このビザが適応可能です。このビザは(後日UPする)Skilled Migrant という
カテゴリーに当てはまらなかった人でも永住権申請が可能になります。 -
Long Term Skills Shortage List –
これもまた永住権を目指す上で重要なものに人手不足リストというものがあります。
すぐに人手が必要なImmidiate Shortage List(ワークビザのみで直接永住権には関係しない)
と長期的に人手が不足しているこのlong Term Shortage Listの2種類。
(2年以上のフルタイムの就労で永住権に申請が可能)実際にまっかちんが働いていた保育士はこのlong Term Shortage に当たり
申請から3ヶ月ちょっととオークランドでは
異例の早さで(当時は)永住権がおりました。ま・・・代理人の敏腕エージェントの彼が良かったおかげだけど・・・・・誰だっけ??・・・・・
ああ・・・ハサミが一回り小さい人か・・・・・
因みに僕の友人の職業や彼の奥さんの職業もこのリストに出ています・・・。
ということは英語をクリアして仕事さえ得れば永住も現実味を帯びてくるのでは!!
ただ日本の資格が認められるかがポイントになりそうですが・・・。実際の職業リストは下記をご参考のこと:
Immidiate Shortage List(ワークビザのみで直接永住権には関係しない)
long Term Shortage List(2年以上のフルタイムの就労で永住権に申請が可能) - Talent (Arts, Culture and Sports) –
芸術やスポーツなどに秀でた人・・・・
サッカーのクラブ・ワールドカップに出場するためにAuckland Cityに入った岩本選手は今で言う
これにあたるのでしょうか?こういう特殊な能力を持った人も永住権申請の対象になります。
また最後に自分でNZで起業をしたい人には Long Term Business Policy
というカテゴリーがあります。
これは事前にビジネスの計画書を作成し9ヶ月は設立のためにビザがおります。
その後27ヶ月の事業経過を見て「成功してるビジネス」と判断されれば
永住権をおろしますというタイプです。
ここでは簡単に書いていますがこの事業計画から実際のファイナンスのことなど
とてもとても長いプロセスが必要なビザですが日本でもビジネスを成功させている方が
この方法を使ったケースは何件か知っています。
本来NZの永住権を語る上で一番広く知られているのが次回書く予定の
Skilled Migrant Categoryと呼ばれるもの。
順番が前後した感もありますが(笑)今回の上の方法はそのSkilled Migrant Categoryで
申請するにはポイントが足りないケース、永住権を待ってるだけじゃなく働くケース、
もしくはまだ永住するかは決めてないけど働きながら考えるということができるという
タイプと言えます。
1件のコメント
DAISUKEが関係したの?