前回の記事に続いてもう一点・・・。
海外(NZ)で働くにはどのくらいの英語力が必要なのか?
これは前回の○○さんにも聞かれましたし昨夜の友人からも聞かれた質問です。
そして今までも良く聞かれてきた質問でもあります。
まずこの質問を聞かれた時になぜか条件反射的に
英語の前にもっと大事なことがあります」
とつい口に出してしまいがちです・・・。
実際先の記事でもまたそう書いちゃったし(苦笑)・・・・。
なぜか???
それは「英語ができます!!」が前面に出過ぎていて語学取得の為なのか
仕事をしていく上で英語をコミュニケーションのツールとして必要かの
線引きが出来ていない日本人に出会うことも少なくないからです。
語学が出来る=仕事ができるでは当然ないわけです。
英語ができればそれは選択の幅が増えるだろうし仕事を進めていく
上でも便利ではあります。
だけどTOEICで900以上あります。という履歴書を何度か見てきましたが
実際は・・・・・・・・。
コミュニケーション能力が低ければ英語のスコアなんて正直(仕事では)
あまり意味がありません。
一応目安としてこんな記事を見つけました。
ただし・・・・上でも書きましたが僕はそもそもTOEICのスコア自体をあまり
評価しておりません。こちらに来てから何度か採用面接をする機会がありましたが
スコアの高い人はやはり自分が英語をできると思っているフシがありますが
実際にコミュニケーション(会話力といってもいいですが)力の高さは
このスコアでは計れません。
ことNZに限って言うならIELTSのスコアの方が一般的だし
こちらのバンドスコアの方が話す、聞く、読む、書く能力が分かります。
(就学、永住にかんしてもこのスコアが見られる)
なんで未だに日本の企業がこのTOECIのテストを重宝するのか僕には正直分かりませんね・・・。
もうひとつ面白い記事があります。
国内でも公用語を英語にする企業が増えているという記事です。
まぁ、賛否両論でしょうが大企業のマネージメントクラスの会議でTOEIC650では
正直あまり深い話はできないんじゃないでしょうか?というのが率直な感想です。
最後に海外で働くのに必要な英語力も日系と現地企業とではまた大きく異なります。
日系ではほとんど全く喋れないという方も知っていますし現地の企業に入って
なんの違和感もなく英語を駆使して社員として働いている人もいます。
それでもあえてTOEICでおおまかなスコアで概算するなら・・・
日系TOEIC600前後、現地系800前後といったところではないか?
と両方を経験した僕は思いますが・・・・。
あくまでも僕の感覚ですが・・・。
そして僕の持論はやっぱり英語は(仕事上は)あくまでもツール。
重要なポイントには違いないけど一番最初に語学力を前面に出してくる人を
僕はちょっと敬遠しがちでもありますね・・・・。(苦笑)
でも矛盾して聞こえるかもしれませんが日本にいる間に英語を勉強してくる事も
すごく大事です。特に仕事をするという目的があるなら尚更日本でできることは
できるだけしておいたほうがよいです。
NZに渡航前勉強方法として僕がしたのは・・・
1.市役所などの外国人が参加するボランティアなどに参加して友達を作る。
(友達と会話するのにお金は掛かりません・笑)
2.週に1-2時間個人の家庭教師をつけていた(1時間3000円・・・・だったかな?)
3.あとは仕事柄外国とのやり取り来客も頻繁にあったので積極的に
アテンドを申し出た
ですかね。
できるだけお金を掛けずに向上もしくは最低でもキープするには友達が一番です!!
あ・・・あと映画も・・・・・最近ちゃんと見てないや(苦笑)
3件のコメント
共感しました。私も8年ほど前ですが、NZでIELTS(ある目的の為)を受験し、帰国後にTOEICも受けました。何故日本企業がTOEICポイントを採用基準にしているのかがわかりません。しかも同僚や上司(商社)にIELTSを知っているか聞いても、大抵知らないと言うんです。 仰る通り、かなり実践内容なので絶対TOEICよりは使えると思うのですがね。。
線引きって…なんだろう…?
Yoshiさん:
そうなんですよねー。
今ではTOEICにもスピーキング・ライティングの
別テストがあるみたいですけど・・・
まぁ正直アメリカの圧力?(苦笑)で
そのまま継続。
そして日本人の気質上わざわざ新しいテストで
チェックする必要ないってことなんじゃないでしょうか?
英語をガンガン煽るつもりはないですが韓国なんかは
もう強迫観念に近いくらい?!英語が必須なので
10年後、20年後に大きく差をつけられる。
そんな気がしてなりません。
日本の英語の授業ももっと楽しく英語が身に付ければいいんですけどね・・・。
これはうちの学校でも気をつけてることです。