被災地の方も使える教育(留学)ローン/若い人の為のプログラム

今日はここ最近の留学状況のお話・・・・

今年に入ってしばらく日本や韓国の学生さんの数が減っていました。
ただクライストチャーチ・東日本大震災があってからは韓国の生徒さんは更に減少傾向に。

反対に日本人の生徒さんの数は徐々に増えていく傾向に変わってきました。

特に驚きだったのは韓国ではニュージーランドへのワーキングホリデーに
制限があり(確か1500人?)前年はオンライン申請を受け付けて数時間後には
埋まってしまったのに今年は数ヶ月経っても
その門は開いていたと聞いています。

ひとつにはウォンに対してNZドルが強かった事。
そしてやはり地震を知らない国民でNZや日本で起こった
悲惨な地震のニュースに反応したことが挙げられると
取引先のエージェントさんは話していました。

一方の日本人の生徒さんは・・・・

クライストチャーチから北上してオークランドに移動した方。
日本から一旦避難しようと移動してきた方。

数字上では年々減少にある日本人の生徒さんの数ですが
今年はうちの学校では増加の傾向にあります。

実際に被災地からの生徒さんもいらっしゃいます。
実際の現状を聞いたり写真をみせてもらったりするとその悲惨さに
改めてなんて言って良いのか分からず言葉が出てきませんでした。

生活していると・・・特に僕らは遠くにいて日本国内の空気も想像の限りでしかないので
ついつい忘れがちになりますがNZにも日本にもその爪痕はまだ深く残されています。

クライストチャーチの大学では3000人の希望退職を募ったというニュースを読みました。

旅行業界に加え留学業界でもその影響はとても大きなものです。
どこもこれからもっと大変になるでしょうね・・・。

その中である日本人の方が先週当校を訪問されてその方は被災地からの方で
奨学金を得て・・・・いや厳密に言うと国からお金を借りてコースに通われる事を
検討されているとの話を聞きました。

教育一般貸付(ローン)

お恥ずかしい話こんな仕事をしていながら日本にもこういう留学に使える
ローンの仕組みを知りませんでした。

特に今回の東日本大震災の被害に合われた被災地の方々には
「災害特例措置」という方法もあるようです。

色々と条件はありますが基本は返すものですし
どなたでも適応できるようですね・・・。

国内で奨学金という事は話を聞いたことがありましたが
留学にも適応できるのがいいですね。

すぐにでも始めたいけど資金が不足しているという人には朗報ですね
(・・・・って皆知ってるのかな??)

ここのところ僕は自分の記事の中で若い人にどんどん外に出て欲しい
と書き続けて来ました。今もその思いは変わりません。

そして今月からそういう若い人に向けたプログラムをようやく始動することが出来ました。

案は昔からあったのですがその運営のシステムがなかなか難しく
半ば諦めかけていたのですが、年々これこそが今の日本の若い人に
必要なプログラムに違いないという思いも増してきて・・・

日本が色々な意味で危機に晒されているというニュースを読むたびに
若い人が頑張れるためにここから何か出来ないか?

それはもちろん運営する以上ビジネスとしての側面も当然ありますが
今までと明らかに違う思いがあります。

使命感や愛国心とも違う・・・・・強いて言うならば「危機感」
という言葉が一番シックリ来るでしょうか・・・。

ここ数年特に感じているこのままでは周りの国々に置いて行かれ
飲み込まれてしまうのではないかという危機感。

それを回避するにはどうしたらいいか?

結局他国と渡り合えるコミュニケーション能力と経験を積むしかないと思うのです。
それらをクリアできれば日本人の勤勉さや忍耐力、緻密さがあれば
まだまだ他国にも負けないとも思うのです。

そんな訳でもう何ヶ月も掛けて学校側とお客さん側に働きかけて
コミュニケーション(英語)+NZの国家資格+経験(インターンシップ)を6ヶ月のパッケージにした
新しいプログラムが出来ました。分野としてはビジネス、アカデミック、ホスピタリティの分野です。

就労経験のない学生さんにも海外の就労経験が出来るのもポイントです。

もちろん6ヶ月ですからここで全てが得られるなんて思っていませんが
外国で外国人とのコミュニケーションと仕事に直結する資格の勉強。
また関連する仕事の経験を得る事で今後のキャリアの中でそのような状況にあっても
対応できるようにするのが一番の狙いです。

そしてこれから先間違いなく彼らの周りではその機会は起こるのですから・・・。

そして数日の間に予想以上の反響に正直嬉しい悲鳴を頂いております(笑)

(ちょっと・・・・大分・笑??宣伝になってしまいましたが詳しく知りたい方はご連絡下さい・笑)

一度は外を見てみませんか?

少年よ、羊を抱け(笑)!!

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1件のコメント

  1. アバター はつみ より:

    家族でニュージーランドに移住できないか情報収集していてたどり着きました
    主人、私、長女3歳、次女1歳の四人家族です
    やっぱり、放射能、これから原発も大丈夫なのかとても心配でなりません
    これもいいきっかけとおもい日本を家族で飛び出してみたいです!
    また、現地の情報楽しみにまっています!

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