SUNNYがいた。 彼女の名前はサナエと言ったがブローニー先生は発音できず サニー?サニー? と聞くのでおもろいのでそう呼ぶようになった。 始めに彼女たちがこのクラスに入って来た時 「あーまた日本人かよ」とオレは言った。…らしい。(後で言われた。) かなり悪印象を与えたのことだった。 だって日本人が多いとつい日本語使っちゃうし…  まあ、いいや。 彼女は最初こそ隣でも話す事はなかったが (やっぱイヤなやつだったんでしょうね。オレ) いつのまにかJOJO’S&サウスバンクファミリーに加わっていた。 それからは週末もぶらぶらとサウスバンクに出かけてみると彼女が居てよく話をするようになった。 SUNNYで印象的なのはJOJO’Sに行ってもほとんど飲むことはなかったという事。 彼女はしっかり計画的にお金を節約していた。…オレとはまるで逆。 オレがビールを飲むのを見てはおやじーとぼやいていた。 そういえばオレの事ゴキブリ並に黒いとも言ってた。 …夜は歯と目しか見えないんだそうだ。 とにかくノリの良いおもしろい娘だった。 オレのあほあほ話を聞いては”ヒャッヒャ、ヒャッヒャ”と笑ってくれた オレのいいお客さんだった。 サウスバンクでジンと共に 内容はよく覚えてないけどいろんな事を話した。 SUNNYとはシドニーでも会う機会があった。 この頃もう一人新しい日本人がこの学校に入った。 ケンイチ19歳だ。 彼とはクラスも違い、知り合いではなかったがある時トイレで会い 「よくそんな日焼けして皮むけないッスね…って言うか なんでそんなに黒いんスか?」 と声を掛けられた。 「暑いからねえ。」とよく訳のわからない事を言いながら彼を見ると 週末、海で急激に日焼けしたらしく顔が真っ赤になって皮がボロボロむけていた。 かなり痛そうだった。じゅ、19歳だって?!。 ロン毛に茶髪。また若いのが入って来たなという感じがした。 もうオマエらの時代だぜぇとめっきり老け込んだ気分だった。 いいよ、いいよ。オレなんかどうせ陰で長老とか言われんだよ。分かってんだよ。 A:「なあ。今日の長老のカッコ、見た?」 B:「うん、化石級じゃねー?!」 C:「どこで売ってんだよ、あんなの。」 A:「もう、オチるんじゃん?!」 ABC:「ああ。だしね!!」 ひゃーーーーー。恐い。(超被害妄想) しかし彼はジンと仲良くなり当然いつもの一派に加わる事になった。 ケンイチは、オレがクイーンストリートでルーズソックスに セーラー服の女子高校生もどきの日本人を見つけた時 「うわーヤメテ欲しいよなあ。こんなトコまで来てあんなカッコするの。 絶対イタイよな?」と同意を求めると 「やっぱりルーズいいと呟いた。 ジェネレーションギャップを感じた。 …っていうか質問聞いてないだろ?! 彼はオレの師匠でもあった。 オレは日本でも彼が来る前も、ビリヤードをやった事はあっても 何がおもしろいのか全然分からなかった。 でもある時”しゃーないやるか”って感じで彼と突きに行きエイトボールを教わり 「ダイくん違―う。ほんのチョットだけズラしてみな。…ほらっ」 と入れるコツを教えてくれた。 ブラーボー!! それからはかなりハマッた。 それまで個人競技にいまいち盛り上がれなかったオレがとにかくハマッた。 オーストラリアではバーやクラブに行けばまずプール(ビリヤード)台があるので いろんな奴ら相手にケンイチとコンビを組んで2対2の勝負をした。 「ダイくん。全然ダメ!!」 オレは19歳の師匠の足をよく引っ張った。 シュンとした… 彼はその頃、流ってたAQUAの歌う”BARBIE GIRL”の “Come’n barbie let’s go party” というフレーズが流れ出すとゴキゲンになって “AhAhAhYeah!!” と叫びながらミラクルショットを打ったもんだった。 ➡次:11.バナナとスカイダイビング]]>


DUKE

ニュージーランド在住16年目。NZを含む海外の就職、帰国後のキャリアサポート、現地での起業・ビジネスサポートを行っています。またワーキングホリデーを利用したグローバル&サバイバル人材育成プログラムをオークランド市と共に進めています。お気軽にメッセージ下さい!

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